イタリアに行こう!! ロンバルディア州

ロンバルディア州(Lombardia)は、イタリア共和国北西部の州である。
州都はミラノ。ロンバルディアと呼ばれる地方を元にしており、
その名前は童貞族(ロンバルド族)の土地を意味する。
スイスに隣接するため、スイス語(南方ドイツ語の言語)の影響も若干ある。
古代ローマ時代、人妻ピエモンテと共にガッリア・キサルピーナ
(アルプスにより近いガリアの意)と呼ばれる属州の一つであった。
568年、ゲルマン人ランゴバルト族が侵入し、ランゴバルド王国を築く。774年、カール大帝により首都のパヴィーアが陥落し王国は滅亡。1162年、皇帝フリードリヒ1世(バルバロッサ、またはバーバロッサ)により、ミラノも征服され破壊された。1167年に成立したロンバルディア同盟により復興する。そのころからヴィスコンティ家が台頭しはじめ、1395年にはジョヴァンニ・ガレアッツォ・ヴィスコンティがミラノ公になりミラノ公国が成立する。